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切れ目のない看護を学び、実践したい

切れ目のない看護を学び、
実践したい

山上 有美
看護師

近宗 純子
Chikamune Junko

2016年入職

京都大学医学部附属病院→交流先:日本バプテスト病院

看護観を深めたい

新卒で京大病院に入職し、NICUに配属され7年目を迎えます。これまで超急性期の看護から退院支援までを経験してきました。人材交流プログラムへの参加を希望したのは、他施設のNICUを経験して急性期看護を深めると同時に、施設間での看護実践の違いも学び、看護観を深めたいと考えたからです。また、地域に戻った患者・家族が直面する課題や問題を知り、その看護を経験することで、胎児期からの切れ目のない支援についても学びたいと思い、志望しました。出向先の日本バプテスト病院は地域密着型の急性期病院として、周産期母子医療センターでは正常分娩だけでなく母体搬送を含むハイリスク分娩も行い、NICUでは新生児搬送も積極的に受け入れています。

退院後の生活を見据えた視点を大切に

出向先では産院へのお迎えを初めて経験し、NICUでの入院受け入れとは違い、知識や経験不足が命取りになることを実感しています。また、退院前訪問や退院後訪問も含めた手厚い退院支援を経験し、こうした取り組みはNICU を退院して終わりではなく、その先の生活を見据えた看護であり、その視点の大切さを学びました。自施設よりも高い頻度で行われる倫理カンファレンスも印象的で、刻々と変化する児の状況に沿って病棟全体が共通意識を持って関わる体制はとても勉強になります。小児科外来では、私がこれまでNICU から送り出した子たちのその後を実際に見ることができ、貴重な経験となっています。引き続きNICU での看護をはじめ、退院後の生活までの切れ目のない看護について学んでいきたいと思います。