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手術見学の代わりにオンラインを活用

手術見学の代わりに
オンラインを活用

和田 裕子
看護師

和田 裕子
Wada Hiroko

2010年入職

京都大学医学部附属病院→交流先:市立福知山市民病院

福知山市民病院がダビンチを用いたロボット支援下前立腺摘出術を導入するにあたり、京大病院の手術部として協力できることはないかと看護師長を通して打診がありました。これまでであれば現場の見学受け入れなどができましたが、新型コロナウイルスの流行によりそれも簡単には叶いません。そこで検討をはじめたのが、Web会議システムを利用したオンラインでの交流でした。交流当日に向けては手術風景を収録した動画を作成しました。約一週間かけて編集をし、臨場感とともにわかりやすさにもこだわった動画をつくりあげました。当日は、泌尿器外科担当看護師2名が行い、私は全体の調整を担当。不明な点は質問をいただきながら、手術の紹介をさせていただきました。

すでに次回を見据えた意見や課題も

福知山市民病院の方からは「十分に伝わる内容であり、大変参考になりました。また、臨床工学技士も参加することができ、担当の看護師も全員が一度に観ることができました」とのコメントをいただきました。動画の編集作業は大変でしたが、自部署での教育に活用できないかと検討しています。また、「もし次の機会があれば、事前に先方から知りたいことをヒアリングする機会を設け、もう少しニーズを汲み取った手術紹介にしたい」との意見もすでに参加したメンバーから出てきています。実際に見学に来ていただくことでお伝えできることも多くあると思いますが、コロナ禍における協力の形を模索する良いチャンスをいただきました。ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。