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助産師としてもっと経験を積むために

助産師として
もっと経験を積むために

山上 有美
助産師

山上 有美
Yamagami Yumi

2018年入職

京都大学医学部附属病院→交流先:京丹後市立弥栄病院

所属する京大病院ではハイリスク分娩が多く、高い確率で帝王切開で出産が行われます。また、正常分娩は新人看護師が担当することが多いため、これまで私の分娩介助の実績はわずか16件しかありませんでした。当然、分娩介助のスキルには十分な自信を持てず、助産師としてもっと経験を積みたい。そんな想いから人材交流プログラムを利用して弥栄病院に出向することを希望しました。弥栄病院は京丹後市唯一の 24 時間分娩可能な施設です。分娩介助の基礎知識・技術の習得はもちろん、フリースタイル分娩やエコーのスキルのほか、助産師と地域との関わりを学べることも大きな魅力でした。

一年間の学びをもとに、さらなる成長を

出向期間であるわずか一年の間に、30件もの分娩介助に携わることができました。助産師スタッフが少ないため、間接介助の先輩助産師に振り返りをしてもらいながら学びを深めました。また、不安な点については随時相談をして、アドバイスをもらうことができました。弥栄病院では、分娩係は産婦にゆっくりと関われます。その中で産婦に寄り添うことの大切さや、母の産む力、児の生まれてくる力の大きさを知ることができました。私自身、まだまだ助産師としての課題は多くあります。しかし、この1年で経験した学びを基に、さらに成長していきたいと思います。受け入れていただいた弥栄病院の皆さま、京大病院の部長、仲間に感謝を申し上げます。