看護職キャリアパス支援センター直通電話

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日々の当たり前を認識し、
自らの新しい目標に向かう。

日々の当たり前を認識し、自らの新しい目標に向かう

看護部 看護部長

村上 洋子
Murakami Yoko

綾部市立病院

ゆとりを持った交流計画を

綾部市立病院は看護職キャリアパス支援事業に初年度から参加しており、すでに当院から京大病院へ3名の看護師が、京大病院から当院へ2名の看護師が人材交流しています。これまでの取り組みを通して感じるのは、交流期間はある程度長めに設定する方がより良い結果につながるのではないかということ。短期間の交流では新しい環境や仕事に慣れることに精一杯で、苦労や戸惑いばかりが残ってしまうケースもあります。そうならず、いくつかの壁を乗り越え、自分自身で成果や自信を実感できるようにするためには、ある程度ゆとりある計画づくりが大切なのではないでしょうか。

京大病院での勤務が刺激に

 交流を経験したスタッフのひとりは現在、集中治療室運営委員会のメンバーとしてICUでの活動について提案したり、新たなエキスパート分野にチャレンジしたりと、チームの活性化に積極的に取り組んでくれています。京大病院での勤務が良い刺激となり、自分自身で新しい目標を見つけ、進んでいく姿を見ることは看護部長としてとてもうれしく思います。これまでの日常の当たり前を再認識し、新たな目標に向かって自身のキャリアを形成していってくれていることが人材交流事業参加の成果です。また、地域の一病院でありながら京大病院で最先端の看護を学べるチャンスがあるということは、看護学生たちへアピールにつながっていると強く実感しています。