当たり前の環境を見つめなおす機会に
当たり前の環境を見つめなおす機会に
看護部 看護部長
山本 久美子
Yamamoto Kumiko
京丹後市立弥栄病院
交流を通して頼もしい看護師に成長
弥栄病院は京都府北部に位置し、交通の便は良くなってきていますが、看護職確保に恵まれているとは言えません。スタッフの平均年齢も高く、若い世代の職員が就職しても数年で「都会の急性期で働きたい」と離職することも少なくありませんでした。その中で、このような事業に参加する機会に恵まれ、今日までに、当院からは6名の看護師が京大に。自身が所属している同じ診療科を希望し学ぶことで、急性期医療への理解や施設との連携など、多くのことを吸収しています。交流終了後の看護部への報告では、その表情は生き生きとし一回り成長したと感じられる姿に。頼もしさを感じています。
日常と異なる新しい経験を
京大からは助産師4名、看護師3名を、中には2年間という長期間での受け入れを行っています。大雪の中、車を運転するという、都会とは全く違う環境を含め、弥栄病院ならではの体験をしてもらっています。家族と離れての生活など不安が大きいと思いますが、配属部署での温かい受け入れや交流、勤務以外での様々な新しい経験も多いのではないかと感じています。この事業は、当たり前の日常から離れることで、自分が働いている環境を見つめなおす機会にもなっており、継続して取り組んでいきたいと思っています。
- 参加施設管理者の声
- 綾部市立病院村上 洋子
- 市立福知山市民病院髙松 満里
- 国保京丹波町病院平田 千春
- 独立行政法人国立病院機構
舞鶴医療センター新井 文子 - 京丹後市立弥栄病院山本 久美子
- あそかビハーラ病院今村 茂美路
- 結ノ歩訪問看護ステーション橘 法子
- 財団法人日本バプテスト連盟医療団 総合病院
日本バプテスト病院岩井 和美 - 株式会社孔仁会 訪問看護ステーション
碧い音小原 敦子 - 渡辺緩和ケア・在宅クリニック八杉 まゆみ
- 京都田辺中央病院植村 ひかる
- 参加スタッフ
- 助産師高島 晶子
- 看護師居合 あずさ
- 助産師飯塚 愛莉
- 看護師近宗 純子
- 看護師松本 祐貴子
- 助産師山上 有美
- 看護師足立 宜子
- 看護師酒井 浩貴
- 看護師和田 裕子
- 助産師森﨑 美穂
- 看護師極山 翔子
- 助産師山岸 彩
- 看護師野田 瞳
- 看護師武智 陽子
- 看護師和久 沙織
- 看護師谷口 公太郎
- 看護師寺田 智栄子
- 看護師村上 永里子
- 看護師山中 博子
- 看護師吉崎 由紀子
- 看護師久保田 龍
- 看護師平井 千尋
- 助産師河畑 日向子
- 看護師合田 文美
- 看護師畑中 宏美
- 看護師高屋 里美
- 看護師橋本 樹里
- 体験者座談会
- 報告会レポート