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参加施設管理者・参加者の声VOICE

学研都市病院

看護部長 学研都市病院
看護師

高度急性期病院ICUにおける看護を経験し、自身と自施設の看護の質向上を目指して

学研都市病院急性期病棟にて看護師経験8年目となり、最近では急変対応能力の向上などに力を入れ てきましたが、自身の今後の目標や見通しがはっきりしていないこと、日常の看護業務がルーチン化し ていることへの違和感を抱く中で、当人事交流についての情報提供がありました。これまでにない新たな経験を通して改めて自己と向き合うことで、今後の看護師人生における目標を再設定するよい機会で あると考え、参加を志願しました。京大病院への出向は、高度急性期病院とケアミックス病院との役割の違い、患者・看護師の倫理観、看護師の役割とは何かを考える貴重な時間となりました。また、知識や技術の向上には、まず基本を押さえることが重要であると再確認し、自己の成長にもつながりました。

多職種が相互に尊重し合い、チームとして同じ目的・目標に向かって関わる

京大病院ICUへの出向にて一番印象深かったのは、急変リスクの高い重症患者やその家族を対象に、多職種が同じ目的や目標に向かって、責任とプライドを持ちながらチームとして日々関わり、また、ユマニチュードを用いて患者に寄り添い、不安・恐怖を抱いている患者に対し、笑顔と生きる原動力を引き出すような関わりをされていたことです。看護とは、その実施者や場所に限らず、高い水準で偏りなく提供されるものであり、看護師として、患者の意志に伴走し思いに寄り添う介入が出来るように、今後も自身の看護観を磨き続け、一人でも多くの患者に今回の学びを還元していきたいです。


大学病院の看護・退院支援、管理マネジメントを学ぶために

自病院で勤務して8年目となり、他の病院の看護等にも興味があり、今回、自部署の師長の後押しもあり、京大病院への出向を決めました。自病院では呼吸器科の常勤医師がいないため、この機会に学びたいと思い呼吸器外科病棟を希望しました。京大病院では、急性期の呼吸器疾患の治療と看護、退院支援、そして、2024年10月から自病棟で副主任の立場になったため、管理マネジメントを学び、自病院に持ち帰りたいと思っています。

3カ月学んだことを自部署に活かせるために

出向してからすぐは緊張や戸惑いもあり、なかなか積極性を出すことが出来ませんでしたが、師長を始め、副師長、スタッフの皆さんがとても温かく声をよく掛けてくれ、相談がすぐに出来る環境で、安心して勤務することが出来ました。研修や日々のスタッフの看護を見る上で、心理的安全性がとても重要だということを学びました。今回学んだことを自施設の自病棟で活かせるよう今後も研鑽していきたいと思います。

2015~2024年度人材交流実績

  • 学研都市病院 ⇒ 京大病院:看護師2名