人材交流を推進し、統合的な看護力の向上を目指します
施設間の連携に強い看護師の育成を目指します。
組織の概要について
当センターは、当院看護部長をセンター長、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻教員を副セン ター長とし、「臨床教育力向上」「実践開発力向上」「地域連携力向上」の3つのキャリアパス支援部会にて 構成されています
取り組み内容について
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臨床教育力向上キャリアパス支援部会:
病院内の各種研修の講義を学部・大学院の教員が担当、一方、学部の演習・講義に病院の看護師がフ ァシリテーターや講師として参加しています
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実践開発力向上キャリアパス支援部:
大学と病院の双方が積極的に共同研究できる環境を整え、実践の場に還元できる質の 高い看護研究に取り組み、京都大学看護研究交流集会を通じて、エビデンスを発信しています
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地域連携力向上キャリアパス支援部:(京都府看護職連携キャリア支援事業)
高度急性期医療を担う当院と京都府内の回復期リハビリテーションや長期療養、在宅医療を担う施 設、訪問看護ステーション等との間で、“在籍出向による”相互人材交流を推進し、自施設では経験で きない医療機能の中で看護を深く体験的に学び、幅広い看護の経験と知識を有した施設間の連携に強 い助産師・看護師の育成を支援しています。
京大病院と他医療機関等との人材交流について

この仕組みを活用すれば、急性期からのスタートでも、回復期や慢性期、在宅からのスタートでも、自施設では学ぶことのできない医療機能について幅広く学ぶことができ、足腰の強いジェネラリストとして成長するだけでなく、施設間の連携に強い看護職が育ちます。医療法改正による機能分化が進み、施設間の連携が求められる今、このようなスキル形成はとても有意義です。
2024年度から、京都府看護職連携キャリア支援事業の主体が京大病院から京都府看護協会に移行しました。当事業の詳細につきましては、京都府看護協会ホームページをご参照ください。